耳寄りな講演会in位川会館「脳卒中(脳出血・脳梗塞・クモ膜下出血)について」

令和5年10月27日、野々市市富奥地区地域包括支援センター様からのご依頼で、耳寄りな講演会「脳卒中(脳出血・脳梗塞・クモ膜下出血)について」を位川会館で実施しました。22人の方が参加されました。講師は山本病院長です。

脳卒中は日本人の死因の上位を占めています。脳卒中の合併症でもある肺炎の死亡率も高いです。また、脳卒中を発症してから寝たきりになってしまうこともありますので、恐ろしい病気です。

それぞれの症状をご説明しました。また、再発予防も大切です。自己判断で通院を中断をしたり、薬の服用を中断または中止した人は再発してしまうリスクがあります。このことは脳卒中に限らず大切なことではないでしょうか。

脳卒中を予防するためには生活習慣に気を付けなければなりません。よくない生活習慣は生活習慣病につながり、脳卒中の原因となります。例えば食生活の乱れや喫煙により高血圧になると、脳卒中の発祥のリスクが高まります。アンケートでは「血圧に注意したい」「食事を見直したい」といった感想が多くみられました。

病院から近くの場所で講演させていただきましたが、当院へ受診したことがある方はあまりいらっしゃらなかったようです。当院でどのような診療を行っているのか、そして脳卒中の危険性について知っていただけたのではないでしょうか。