てんかん外来とは

てんかんは100人に1人が発症すると言われている意外に多い病気です。しかし、診療する医師が少なく「てんかんではないか」「てんかんと言われたけど違うのではないか」「てんかんの治療を受けているが発作が消えず治療に悩まれている」このような方が少なくないのが現状です。てんかんは若い年齢で発症するイメージのある病気ですが、最近では高齢での発症も多いことが指摘されるようになって来ています。当外来ではてんかんの患者さん一人一人に合わせた治療を提供していきます。

対象となる方

  • 小児期よりてんかんの診断を受け治療しており、現在も治療を続けている方
  • 他院で治療を受けているが、十分な改善が得られない方
  • てんかん発作とよく似た発作を起こすが、てんかんかどうかが明らかにならない方

てんかんの治療

てんかんであれば、その発作分類、てんかん症候群分類を行い、それぞれにあった薬物を主とした治療法の選択を行います。この際、患者さん一人ひとりの生活を重視し、薬物による副作用(眠気、ふらつき、消化器症状など)をできる限り少なくし、薬物療法の効果を確認しながら治療を続けていきます。経過によっては、外科的治療など薬以外による治療をお勧めすることもあります。

担当医

聖マリアンナ医科大学 脳神経外科 教授
太組 一朗(たくみ いちろう)

診療日時

土曜日 午前(月1回)

受診のご希望・ご相談

予約制となっております。事前にお電話にてご予約をお願いいたします。
来院される場合はできるだけ「紹介状」をお持ちください。