頚部脊柱管狭窄症

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頚部脊柱管狭窄症とは?

脊椎の中に脊髄や神経などを収め、保護している骨性のスペースがあり、これを脊柱管と呼びます。
この脊柱管が生まれつき狭いために、加齢に伴う頚椎の変化で頚髄や神経の圧迫が起こる場合があります。
この圧迫された状態を頚部脊柱管狭窄症といいます。
症状は変形性頚椎症(別ページに説明あり)の場合と基本的には同じで、神経や脊髄の圧迫による、痛み、しびれ、手指の使いにくさや歩行障害、さらには排尿・排便障害などです。

診断

診断には、MRI、CTなどの画像検査の他、一定条件下で撮影された頚椎X線撮影側面像が必要です。そこで計測された脊柱管前後径が12~13mm以下のものを頚部脊柱管狭窄症と診断します。

治療

当院の手術治療方針は、
狭窄が1から2椎間と診断された場合:変形性頚椎症と同じくセラミックを用いた前方固定術を行います。
狭窄が3椎間以上と診断された場合:後方からセラミックを用いた背柱管拡大術を行い、脊髄の圧迫を取り除きます。
前方と後方にはそれぞれに一長一短があり、患者さんに適した方法を採用しています。いずれの方法でも手術は極めて安全ですので、頚部脊柱管狭窄症で悩まれている方は気軽に脊椎専門外来(別ページに説明あり)にご相談下さい。
 

このページは以下に掲載された記事より抜粋して再掲したものです。
平成14年1月28日発行ふれあい第5号脳神経外科講座より

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