本院は役割分担に基づく医療連携を進め、安定期に入った患者様の「かかりつけ医」への紹介を行って参りましたが、令和元年度からは、次の理由から更に促進させていただきます。

 本院に対する地域の医療ニーズが高まるとともに、医療業務は急速に増加し、本院のみでこれに対応することが困難な状況になって参りました。更に、医療制度の改革に伴い、病院が今までのように急性期から慢性期までのすべての医療を提供することが困難にもなっております。

 今後は、病診連携に基づく役割分担の医療の時代です。これを踏まえて、本院が脳神経外科専門病院として、今後も急性期医療におけるその役割と使命を十分に果たすことができるように、病状が安定し、投薬治療が中心になった患者の皆様には、「かかりつけ医」を持っていただき、そこで治療を継続することを改めてお願いいたします。

 本院から転院後も、専門的治療が必要になった時には、速やかに受け入れ治療に当たらせていただきます。他の医療機関へ紹介転院される患者様は、「かかりつけ医」と「専門医」を主治医に持つことになり、決して本院との関係が途切れることではないことをご理解いただきたいと思います。

 以上の理由から、令和元年6月からの本院の外来診療は、紹介患者、新患及び専門外来に限定させていただき、投薬治療中心の通院治療部門は縮小させていただきます。その分、救急医療や脳卒中・頭部外傷などの入院治療、手術治療、急性期・回復期リハビリテーションに今まで以上に力を尽くして参りますので、ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

病 院 長