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■2005年8月25日発行 初夏号(第19号)■ ■頚椎椎間板ヘルニアに対するMD手術 本院が腰椎疾患に対するMD手術に取り組んで約2年8カ月が過ぎました。この間、県内外から既に300人を超える人が本院のMD手術を受けておられます。MD手術は、腰椎椎間板ヘルニア、狭窄症、腰椎症からすべり症に至るまで殆どの変性腰椎疾患に対して行われています。すべり症では、僅か3cmの切開でスクリュー固定を行っています。これらの手術成績は6月に札幌で開催された日本脊髄外科学会で発表いたしました。患者の視点に立った、患者に優しい手術、それがMD手術であり、術後の痛みは軽く、手術成績は極めて良好であることから、今後、腰椎手術の主流になることは間違いないと確信を深めました。石川県でも徐々にMD手術が普及し始めており、低侵襲手術の提唱者の一人として、大変喜ばしく思っております。本院では、MD手術をさらに頸椎疾患にも適応を広げています。現在、頸椎椎間板ヘルニアの一般的な手術法は、頸部前側方から約5cmの切開で、椎間板とヘルニアを摘出してから、頸椎固定を行います。固定した骨が癒合して安定するまで約3カ月かかります。これに対して、MD法は頸部後方に僅か2cmの切開を加えるのみで、ヘルニアを摘出し、頸椎固定は行いません。そのため、頸部カラーは術後1週間以内ですみ、早期の社会復帰が可能になります。術後、翌日から歩行できるのは腰椎ヘルニアと同じです。本院はこれからも、「患者に痛みを与えず、痛みをとる」手術法の開発・改良に努めて参ります。
病院長 佐藤 秀次 "登録医療機関紹介コーナー" JR松任駅前の中央通りを松任中学校へ向かって十五分ほど歩くと今回ご紹介する筑田先生の医院があります。先生は、金沢大学第二外科研究員から福井病院を経て昭和四十七年(西暦一九七二年)十月に現在地で開業されました。標榜科目は、外科・胃腸科・肛門科・整形外科・麻酔科です。先生は、いくつもの ※専門医、認定医を取得されています。特に力を入れている疾患は、“痔疾患”と伺っております。痔を患っている方には十年以上もこの病気とお付き合いされている方も多くいらっしゃると聞きます。痔でお悩みの方には早期受診をお勧めいたします。また、先生は、在宅医療にも積極的に取り組まれておられますが、核家族化など社会構造の変化により、高齢者の在宅療養が減っていることを懸念されています。地元の企業の産業医やグループホームの嘱託医も務めておられる先生から「金沢脳神経外科病院は、専門医がいつでも診てくれるから、安心できる連携病院です。」とのお言葉を添えて頂きました。
※日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本大腸肛門病学会専門医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本体育協会公認スポーツドクター等 「医療の質の向上をめざして」 当院では、今年11月から現在、紙のカルテで行っている診療の記録及び保存を電子媒体の診療録(電子カルテ)に変更し運用する予定です。 こらからの医療は、疾病構造の変化や医療提供のあり方の変化に伴い、より高度化し、それぞれの専門に応じた機能分担などが一段と進み、これまで以上にチーム医療が求められるものと考えられます。そのようななかで、“最善の医療を安全に患者様に提供していく”には、診療にあたる医療スタッフが、患者様の診療情報を正確かつタイムリーに共有する必要があります。そのための手段として電子カルテシステムが最も有用と考えられます。 電子カルテシステム導入後においても、患者様に対する外来での診察はこれまでと大きな変化は考えていませんが、同時に導入するオーダーエントリシステム(診療行為の診察室での入力)により、医師自身が入力端末に向き合う時間が今までより若干長くなるかもしれません。これは患者様が診察を終わられ少しでも会計での待ち時間を短縮するためのものですのでご理解の程をよろしくお願い申し上げます。
事務長 谷 寛憲 「認知症について@」 以前「痴呆症」と呼ばれていましたが、病名に抵抗を感ずる方が多いため「認知症」という呼称が使われるようになりました。しかし、この病名は病態を正確にあらわしているとは言い難く、認知障害を生ずる状態に使われます。
7月16日(土)、17日(日)に第8回日本病院脳神経外科学会が鹿児島県にて開催され、「脳血流SPECT検査における統計学的画像解析ソフトの検討」という演題で、研究発表をさせて頂きました。私としては生涯初めての研究発表ということもあり、期待と不安が入り混じった中での発表となりましたが、日本全国から集まった医師、看護師、コメディカルなど、様々な職種の方々が、私の演題に対して色々な意見・質問をして頂きとても有意義な発表となりました。また、他の病院の方々の創造力に富んだ発表も数多く拝見し、医療は日々進化していくということを強く感じ、非常に充実した時間を過ごすことができました。このような学会に参加した経験を糧に、診療放射線技師として知識・技術だけでなく人間的にもより一層精進していき、今後さらに皆様から信頼が得られるように努力していきたいと思っています。
放射線部 潟辺 陽一 4月から、医療相談室が正面玄関横に設置されました。「病気になり医療費が心配、退院後の生活をどうしたらよいかわからない。」など、医療に対するさまざまな事でお悩みの方はお気軽に総合受付までお申し出下さい。専門の相談員がご相談に応じます。
2004年7月より、一般市民でも心肺停止した人にAES(自動式除細動器)の使用ができるようになりました。
当院のホームページをご存知ですか?
6月22日(水)当院において、地域消防署(白山石川広域事務組合)の救急救命士及び救急隊員と当院の医師が、これまで当院に救急搬送された救急症例の検討会を開催しました。 また、検討会に引続き当院の鳥越医師が「運動・知覚障害」について特別講演を行いました。次回は、9月7日(水)に開催が予定されています。
◎7月2日(土)のご意見(外来・家族)
前任者より、編集の仕事を受け継ぎ2号目を迎える事になりました。 まだ不慣れな点が多く紙面上でお見苦しい点が多々あると思います。 ご意見等がございましたらぜひ、「ご意見箱」などに投書いただければ幸いです。 |










