■2001年10月29日発行 秋季号(第4号)■
■患者さんのための医療連携
■医療連携コーナー
■救急医療本院の取り組み
■第41回救急症例検討会を当院で開催
■医薬分業について
■医者がすすめる専門病院に掲載されています
■脳神経外科講座シリーズC
■検査部の目標と方針について
■患者さんコーナー
■旬の食材を使って
■明るく安全に一新
■当院が全国で第21位にランキング
■6病棟が生まれ変わりました
■患者さんの作品紹介コーナー
■外来診療担当医表
■編集後記
”患者さんのための医療連携”
「ふれあい」では、これまで主に医療提供側から見た医療連携の重要性を述べてきました。しかし、医療の主役は患者さんです。その主役の意思が尊重されなければ、医療連携は医療機関のご都合主義と批判されかねません。 本院からの紹介を進める中で、患者さんから「ここで、診てもらえないのか」という質問を受けることがあります。そのような時、私は「今後、医療機関はそれぞれの役割分担に基づき、協力して治療にあたらなければなりません。脳神経外科の専門的検査や治療が必要な時は、かかりつけ医を介していつでも受診して下さい」と答えています。 薬をもらうために通院の不便や長い待ち時間に耐えることは大変苦痛なことです。病状が安定した後は、薬物治療と経過観察を近くのかかりつけ医にお願いすることは、患者さんにとって大変都合が良いと思います。 今回ご寄稿いただいた谷内科・歯科医院の谷吉雄院長は、患者さんの安心と満足に配慮された病・診連携に取り組んでこられました。今後とも良き連携を宜しくお願い致します。
病院長 佐藤 秀次
"医療連携コーナー"
谷内科歯科クリニック
院長 谷 吉雄 先生
【病院連携を円滑かつ有効に】
当院は10年前に松任市郊外で、内科と歯科の併設で開院しました。近年、医療に対する患者さんの意識や視線が厳しくなってきており、当然のことながら適切で有効な(成果の見える)治療や検査を求めてこられます。 したがって来院された患者さんの病状により、必要な場合速やかに高次の専門病院へ紹介することを念頭に置いて診療しています。
このような状況下では、開業医にとって内容のある病診連携を円滑かつ有効に実践できるか否かは極めて重要なこととなっています。貴院にはこれまで度々、救急や精査のための患者さんをお願い致しましたが、院長先生を先頭にスタッフ全員一丸となって、“患者さんのための病診連携”を推進されている状況を目の当たりにさせていただき、心より有難く思うとともに深く敬意を払っているものです。いつもお世話になっている開業医として、これからも患者さんに満足していただける病診連携をお願い申し上げます。
"救急医療本院の取り組み"
救急医療は外傷・急病から地域の方々を守るため、なくてはならぬものです。
本院は救急指定病院として、その役割を果たすよう努めてきました。
いつ何時発生するか分からない急患の受け入れを24時間体制で維持するには、大きな労力と経費を伴います。これが救急医療機関の共通の悩みです。一般の方々には、如何なる理由があろうと、医療機関が急病人の受け入れを拒否することはもっての外ということになるでしょう。 しかし、休日や、夜間などは、多くの医療機関は限られた数のスタッフでやり繰りしているのが実情です。一病院が24時間通しで、一年間休みなく救急医療を提供することは、現状では不可能といえます。 救急医療の停滞をなくすためには、地域の救急隊と救急医療を担う各病院間の連携プレーが極めて重要です。
本院の救急治療には常に脳神経外科医が対応しており、緊急手術に際しては、待機中のスタッフが速やかに集合します。しかし、緊急手術が始まると他の急患の受け入れは一時的に困難になります。 このようなことから患者さんに不都合が生じないよう、本院では救急隊と医師とがPHSによる『救急ホットライン』で結ばれ、情報交換が速やかに行えるようになっています。
本院は脳神経外科専門病院として、脳神経外科疾患の救急医療に今後とも積極的に取り組んでまいります。
要予約 新・脳ドックシステム
●毎週 水、金曜日 午後
●Aコース ¥39,800 (MRIを含めた総合的検査)
●Bコース ¥24,800 (MRIのみ)
●予約・お問い合わせ専用 TEL:076-246-5602(外来直通) |
病院長 佐藤 秀次
”第41回救急症例検討会を当院で開催”
9月3日当院において、地域消防署(松任石川広域事務組合)の救急救命士及び救急隊員と当院医師が、これまで当院に救急搬送された救急症例の検討会を開催しました。
また、検討会に引続き当院の山本信孝部長が講師を務め「めまい」について特別講演を行いました。

”医薬分業について”
患者さんのお薬の安全性をより向上させるため、10月1日から医薬分業(診察を受けた後、お薬の代わりに院外処方箋を受け取り、それを患者さんが街の保険薬局へ持って行ってお薬を受け取るシステム)を開始いたしました。
お薬は患者さん個々に最適な組み合わせで処方されていますが、他の病院で処方されたお薬や市販薬を一緒に服用しますと、同じお薬が重なっていたり(二重投薬)、飲み合わせが悪い場合、有害な作用が現れることがあります。 また、健康食品や嗜好品の中にも、飲み合わせによってはお薬の作用を変化させて病気を悪化させてしまう事もあります。
このような事を防ぐには、患者さん個々に服用しているお薬や健康食品、嗜好品等を全て記録(薬歴管理)しておき、飲み合わせや二重投薬等をチェックしていく事が必要です。
保険薬局では薬歴管理が義務付けられており、その点は確実にチェックしておりますので、患者さんはより安全にお薬を服用していただく事が出来ます。 このように医薬分業は、お薬の有害作用を未然に防ぐという意味で患者さんにとっては大変有益な制度ですので、是非、ご理解とご協力をお願い致します。
なお、お体の不自由な患者さんにはご自宅まで配達もしてくれますし、また、病院で受け取られていたお薬と全く同じものがもらえますので、ご安心下さい。
薬局長 熊橋 裕人
”医者がすすめる専門病院に掲載されています”
当院が「医者のすすめる専門病院」北信越版(292病院収録)に掲載されました。これは、北信越の専門医390人の「自分や家族が思い病気にかかった時、どの病院にかかるか」というアンケート結果をもとに選ばれたものです。
今後も脳神経外科専門病院としてなお一層努力し、”質の高い温かい医療”を提供してまいります。
”脳神経外科講座シリーズC”
【変形性頚椎症】
(1)変形性頚椎症とは
頚椎や椎間板の変性によって生じた骨性組織(骨棘)が神経根や脊髄を圧迫する病気です。椎間板ヘルニアは青壮年者に多いのに対して、頚椎症は壮年期以降に多い特徴があります。
(2)症状
神経根の圧迫では、肩や肩甲部、上腕の神経痛や手指のしびれを白覚します。一方、脊髄の圧迫では、痛みよりはむしろ、手足のしびれ、手指の使いにくさ、歩行障害などを訴えます。
(3)診断
頚椎のレントゲン撮影、CTスキャン、MRI、造影検査などを用いて行います。症状の原因部位を的確に診断することが重要です。
(4)保存的治療
神経根症状の多くは、カラー装着や薬物治療で改善しますが、本症では牽引療法の効果はそれ程期待できません。他方、脊髄症状は各種の保存的治療に抗して進行する場合が多いので、治療には慎重な判断が必要です。
(5)手術治療
症状の悪化や改善のない場合に必要になります。手術顕微鏡下に変性した椎間板と共に神経根や脊髄を圧迫している骨棘を丁寧に除去します。さらに、椎間板を摘出した部位にはセラミック人工骨を移植して、頚椎を固定します。術後翌日には、カラーを装着して離床を開始します。保存的治療が無効で、四肢の痛みやしびれ、運動障害に悩んでいる方は脊椎専門外来までご相談下さい。

”検査部の目標と方針について”
当検査部では、昭和62年より患者さんが外来診察時に医師から血液検査の説明を受ける際、一部の検査データを理解しやすいようにグラフ化した中間報告書をお渡ししています。 その当時は、検査データを文書ではほとんど開示されておらず、医師による血液検査の結果説明も耳に頼ることが多かったと思います。 治療効果を上げるためには患者さんの病気に対する理解と心構えが重要です。そのためには、担当する医師が患者さんと同じ目線で検査結果の説明が出来、また分かりやすく、必要であれば診察中に注意事項を記入して、報告書を手渡してあげたらどうかということになりました。
検査データを文書で開示するということは、検査部が測定値に関してより重い責任を持つと同時に、正確なデータを提供する体制を維持して臨まなければなりませんでした。 今後も、正確な測定結果と、分かりやすい報告書を皆様に提供できるよう努力してまいります。
技師長 本間 望
”患者さんコーナー”
若杉 和子 様

1987年3月25日朝、突然脳内出血で倒れ、金沢脳神経外科病院で手術。治療、リハビリで一命をとり止め回復しました。
院長先生始め諸先生看護婦さん、リハビリの先生と皆々様心のこもった手厚い看護に、もう一度再生の希望と喜びを与えられました。退院後14年半、多少の障害は有りますが、 元気に社会人として楽しく過ごして居ります。現在信条として、
@感謝 総ての生物の命
A健康 毎日白己流のリハビリ
B趣味 拓本、水墨画、旅行、 読書を楽しむ
C人情に篤く 感謝と喜びを尊ぶ
D安心 家族の安全、世界平和
E希望 大きな目標100歳迄も健康で長生きを
75歳では月日の経つのが速く1日の無駄も惜しいのです。同病の方々もきっと治るとの信念で希望をもってください。当病院は「医者がすすめる専門病院」「日経ビジネス」に優秀病院第21位にランクされています。専門病院として益々のご活躍ご発展をご祈念申し上げます
”さつま芋のトリュフ、スイートポテト”
★さつま芋のトリュフ 〜材料(14個分)〜
さつま芋・・・・・200g(皮をむいた状態)
塩・・・・・少々
バター・・・5g
グラニュー糖・・・・15g
卵黄・・・・・・1個分
クリームチーズ・・・・30g
レーズン・・・・・20g
ラム酒・・・・・20cc
ココア・粉砂糖・・・・・適量
★スイートポテト 〜材料(5個分)〜
さつま芋・・・・・200g
塩・・・・・少々
バター・・・・・5g
グラニュー糖・・・・・15g
卵黄・・・・・1個分
牛乳・・・・・50cc
ラム酒・・・・・少々
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秋に旬を迎える食材はたくさんありますが、今回は多くの女性が愛してやまない「さつま芋」を使ったお菓子をご紹介します。
定番のスイートポテトと一見チョコレートを思わせるトリュフ風を作ってみました。基本のさつま芋ペーストは同じですから気軽に作れます。
これからの季節、温かいお茶と共にリラックスタイムをお楽しみください。
※トリュフはラム酒を効かせた大人のお菓子です。お子様はご遠慮ください。
〜作り方〜
【さつま芋のトリュフ】
@皮を剥いたさつま芋は5mm幅に切り、水にさらします。
A塩少々加えた水でやわらかくなるまで茹でます。
B湯を捨て、水分を飛ばしてから熱いうちにつぶします。
Cバター、グラニュー糖を加えよく混ぜてから、卵黄を入れ更に混ぜます。
D湯で戻したレーズンをラム酒につけます。
Eクリームチーズはしばらく室温に置き、柔らかくします。
FCにDとEを加えてよく混ぜます。
G14等分してから丸め、半分をココアの入った皿に入れ転がします。残りは粉砂糖の入った皿で転がします。
【スイートポテト】
@トリュフの@〜Cと同じようにさつま芋ペーストを作ります。
A@に牛乳とラム酒を加えよく練ります。
B薄くバター(分量外)を塗った型に盛り、溶いた卵黄を塗り180℃に熱したオーブンで焼きます。
〜使用食材の効能〜
◎さつま芋の効能
100g中(1/2本分)2.3gの食物繊維を含有しています。これはジャガイモの約2倍の多さです。便量を増やす不溶性の食物繊維(セルロース)が全体の約80%を占め、便秘改善に効果を発揮します。
ビタミンCの含有量も芋類ではトップクラスで、100gで1日の所有量の約1/3を摂取することができます。芋類を食べるとガスができますが、これは腸管を刺激し、便を出しやすくする効果があるので決してはずかしいことではありません。
さつま芋のでんぷんは加熱時間が短いとショ糖に変化しないので、電子レンジでの料理より焼き芋や蒸し芋にするほうが甘みは増します。 |
栄養部
”明るく安全に一新!”
いたみが激しかった駐車場外周フェンスを白色のフェンスに一新し、同時にフェンス防護のための車止めも取り付けました。

”当院が全国で第21位にランキング”
8月20日発行の「日経ビジネス」において当院が療養部門で全国561病院のなかで第21位の評価を受けました。
”6病棟が生まれ変わりました”
2001年8月1日より、念願の改修工事が始りました。
病室から始めたのですが、病室完成後に色々な方より、「前とあまり変わらないね」と言われました。しかし、皆さん、よーくみてください。美しい天井・壁・床・ブラインド…変わったんですよ。
入院中の患者様は、「気持ちがいい」と喜んで下さいます。現在は、NCUを工事中です。美しく良い環境を、早く患者様に提供することを願い、安全第一を心がけて6病棟看護婦達はがんばっています。

”患者さんの作品紹介コーナー”

作品名:籘細工「花かごと壁飾り」開 そとい 様 作
”外来診療担当医表”
外来診療担当医表
2001/11/1現在 |
受付時間 |
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
午前
8:30〜
11:30
(土曜〜11:00) |
1診 |
院長 |
院長 |
梅森 |
院長 |
山本 |
院長 |
2診 |
梅森 |
山本 |
山本 |
竹内 |
梅森 |
担当医は
決まって
おりません |
3診 |
山本 |
竹内 |
角家 |
|
泉 |
4診 |
|
|
内科 |
循環器 |
脊椎外来
院長 |
午後
1:30〜
4:00 |
1診 |
竹内 |
担当医は決まっておりません |
飯田 |
北川 |
赤井 |
※土曜日の院長診察は第1.・3のみ |
4診 |
循環器 |
内科 |
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脳ドック
山本 |
|
脳ドック
梅森 |
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手術日 |
手術日 |
5:00〜7:00 |
※(月)山本部長の診察は初診患者さんを担当します。 |
夜間診療
梅森 |
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”編集後記”
今回で、年4回の発行ができました。委員も業務の合間に作業が行われるため、十分な時間がとれずに手さぐりの状態で1年間が過ぎていきました。
今後もお気付きの点がございましたら、編集委員までよろしくお願いします。
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