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■2001年7月30日発行 夏季号(第3号)■

本院が目指す医療
医療連携コーナー
地域連携室設置にあたって
初診時特定療養費のご負担について
「紹介患者さん専門受付窓口」設置のご案内
夜間診療のご案内
電子掲示板設置のご案内
藤本カズ子氏講演会
脳神経外科講座シリーズB
ふれあい看護体験 親子で参加
屋外散歩
患者様コーナー
旬の食材を使って
薬剤師から患者の皆様へA
医薬分業の実施
外来診療担当医表
編集後記

”本院が目指す医療”

 本院は脳神経外科専門病院として、急性期治療が第一の使命と考えています。しかし、全病床220床の内、急性期病床は60床に過ぎません。残る160床は療養病床であり、その内の約6割は医療度と介護度の高い慢性期の患者さん達です。これが本院の実情です。しかし、開院20周年を期に急性期治療へのシフトを図るため、新たな目標を掲げました。その一つは、紹介患者中心の外来医療と入院治療に専念する。二つ目は、リハビリテーションの充実のため回復期リハビリ病棟を新設する。これらの目標は、地域の諸先生のご協力なくしては到底達成できません。 今後益々、診療所・医院の諸先生とは紹介・逆紹介を通じて双方に実のある病・診連携を推進したい考えです。一方、病・病連携では、各病院がその専門性を十分に発揮でき、地域医療の質的向上が図れるようにと考えています。「患者さんにとって最も良い選択を優先する」をコンセプトに、患者さんに満足していただける医療連携を実現したいものです。

病院長 佐藤 秀次


"医療連携コーナー"
医療連携とIT活用
医療法人社団 新村病院
院長 新村 康二 先生


  私共新村病院は、開設以来17年が経過しました。その間、金沢脳神経外科病院には大変お世話になりました。時間外や日曜祝日でも快く引き受けていただき深く感謝しております。医療の高度化・専門化の流れの中で、今後益々医療連携が必要となります。
  ところで、IT技術の発展する中で当院では金沢大学放射線科や金沢医科大学整形外科の協力を得てインターネットを使い情報の交換をさせていただいております。緊急を要する患者様のCTやMRI画像を送り、その治療方針決定にすばやく対応することができております。
  又、石川松任郡市医師会内でも医療情報システムのためのメーリングリストを立ち上げ、既に活発な情報交換が始まっております。貴院ともこのような連携を含め今後とも、よろしくご指導の程お願い申し上げます。


"地域連携室設置にあたって"

 平成4年の第二次医療法の改正から始まった医療機関の機能分化は、年々、着実に進んできているように思われます。この医療機関の機能分化は、患者さんのフリーアクセス(患者さんが自由に自分の好きな医療機関にかかれること)を前提としたなかでの個々の医療機関の機能に応じた紹介制度を前提としたものです。
  これらの制度を踏まえて、当院の今後の方針としては、脳神経外科の専門病院として、診療所(医院やクリニック)や一般病院などからの紹介患者さんを中心とした病院運営を考えております。
  つまり、このことは、当院に紹介された患者さんについては、脳神経外科として専門的に診断、治療(入院を含む)を行った後は、 原則として、全ての患者さんを紹介元の医療機関に逆紹介(お返し)するということです。
  また、現在、当院に通院中の患者さんや今後、当院に直接来院された患者さんで診断の結果、治療方法が確定し当院以外の医療機関でも加療の継続が可能な患者さんについては、患者さんのご希望をお聞きし、患者さんの希望するかかりつけ医などの医療機関に積極的に逆紹介を行っていくつもりです。
  このような紹介患者さんの業務を行っていく部門として、この度「地域連携室」を設置いたしました。

〜主な業務について〜
・紹介患者の予約受付
・検査予約の受付
・紹介患者の受付
・紹介元医療機関への返書の差出
・紹介患者についての問い合わせなど

事務長 谷 寛憲


"初診時特定療養費のご負担について"

 平成13年7月1日より、初診の方で紹介状を持たずに当院を受診される方には、厚生労働雀が定める初診時特定療養費制度により初診に係る費用として1,000円をご負担していただくことになりました。
 これは、初診時に1回のみで、現在当院にて治療継続中の皆様には新たなご負担はありません。
  他医療機関で治療を受けておられる方は、当院を受診される際には必ず紹介状をお持ち下さいます様お願いいたします。
(紹介状持参の方は初診時特定療養費1,000円が不要となります。)


"「紹介患者さん専用受付窓口」設置のご案内"

平成13年7月1日より、当院を初めて受診される方の受付は、次のように変わりましたのでご案内いたします。
@紹介状をお持ちの方は、正面玄関を入り左手の総合受付に「紹介状持参の方専門窓口」がございますので、紹介状をご提示下さい。
A紹介状をお持ちでない方は、直接外来受付で受診申込みして下さい。


"夜間診療のご案内"

 当院では毎週金曜日の5:00PM〜7:00PM夜間診療を行っています。わずか2時間の診療時間ですが仕事を休めない患者さんにとっては好評を得ており、一応その目的の一部は達成されていると思われます。しかし受診される患者さんの人数は毎回10〜20人程度で活況を呈しているとは言い難く、新規に来られる患者さんの数も少ないのが現状です。患者の皆様の中に日中の診察の待ち時間が長く大変だと思われている方はこの時間帯をご利用くださればそれ程待たなくてすむと思います。また、今後当院では病・病連携、病・診連携をこれまで以上に積極的に推進していく方針でいます。開業医の先生におかれましては念のために検査をしておいた方がよいと思われる患者さんや、検査を希望されているが日中はなかなか来院できないといった患者さんがおられましたら気軽に夜間診療を利用していただければ幸いです。

脳神経外科部長 梅森 勉


"電子掲示板設置のご案内"

5月より外来待合室に「電子掲示板」がお見えして患者の皆様に向けて様々な”情報発信”をしています。
当院の理念・基本方針をはじめ、診療のご案内やお願いのほか、厚生省からのお知らせや市町村からの地域情報、ニュース、天気予報まで ”視覚的にわかりやすく”を心がけてお届けしています。
さらに充実させて行きたいと思いますので、お知りになりたい情報やご意見、ご希望をぜひお寄せ下さい。

電子掲示板


”藤本カズ子氏講演会”

 5月14日「患者様に満足していただくための接遇」と題して講演がありました。
  藤本氏は焼肉店『ひで華』の歩みの中での「努力」と、ご自身が大病で当院に入院された時、看護婦さんに作ってもらった「うちわ」のエピソードをもとにして、「人に対する感謝の気持ち」と、「人に尽くす真心」についての話をされました。 参加した職員は一様に病院の在り方、医療の原点を再認識させられた講演会でした。

藤本カズ子氏講演


"脳神経外科講座シリーズB"

頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板が靭帯を破って脊髄や神経根を圧迫する疾患です。ヘルニアが神経根を圧迫すると(図1)、頚部から肩、肩甲部、上腕にかけて耐えがたい痛みが発現します。さらに、しびれや知覚障害、筋肉の麻痺なども発現することがあります。 一方、ヘルニアが脊髄を圧迫すると(図2)、通常は激しい痛みはなく、四肢のしびれや知覚・運動障害などを呈します。更に膀胱直腸障害を生じることもあります。通常は特別の原因を認めませんが、事故や外傷後に発症することがあります。診断には、MRIとCTミエログラフィーが有用です。治療は、軽症では薬物治療と頚部安静。疼痛の軽減後に牽引療法を行います。疼痛の強い時期の牽引は症状を悪化させる危険があるので控えるべきでしょう。 一方ヘルニアが高度の場合は、症状が長引いたり、悪化する傾向を示します。画像診断の進歩により、ヘルニアの重症度が正確に診断できるため、手術の必要性を早期に診断できます。手術は、頚部の前側方から椎間板に到達して、手術顕微鏡下に椎間板と共に神経根や脊髄を圧迫しているヘルニア塊を摘出します。最後に椎間板の摘出部位にセラミック(人工骨)を移植して、脊椎を固定します(図3)。術後は、2〜3日で歩行可能です。手術は安全ですので、保存的治療が無効な方は、手術治療をご検討下さい。本院では、毎週金曜日午前に脊椎専門外来を行っていますので、気軽にご相談下さい。

 図1 図2 図3

病院長 佐藤 秀次


”ふれあい看護体験 親子で参加”

 5月12日 砂原 由美恵さん、桃花ちゃんをお迎えしました。
  桃花ちゃんの 愛くるしい看護婦姿とってもお似合いでしょう。
患者様の相好をくずした様子、当日は患者様そして職員の私達も非常に大きなパワーをいただきました。

ふれあい看護体験

看護部


”屋外散歩”

 5月30日、毎年恒例の散歩、今年で6回目となります。当日患者様は家族と一緒に、屋外散歩に行ける事が非常に嬉しそうでした。そして晴天。気分もわくわく!
  ゲームが始まると患者様も職員も一緒になって勇ましい声を張り上げています。それを企画した委員の私達も良かったなーあという思いでいっぱいでした。

屋外散歩

レクリェーション委員会


"患者様コーナー"
東 征男 様

東 征男 様

私は金沢脳神経外科病院に脳内出血でお世話になって20年になります。
先生方や看護婦さん皆々様のご指導ご支援により、お蔭様で仕事をリハビリテーションとしつつも、
先日勤続35年の永年勤続表彰状を片手でしたが受領できました。
金沢脳神経外科病院を退院後、他に浮気せず通院して感じる事を一言申し上げます。
@ホームページや待合室の大型ディスプレイによる情報公開は参考になります。更に発展して健康・福祉関連情報に関し他ヘリンク等も希望します。
Aコーヒー等の自動販売機の容器は紙カップ式が環境負担が少ないのでは。
B募集中のソーシャルワーカーの活躍を大いに期待したい。
C監禁室様の喫煙所の入口戸を撤去し、換気扇で煙の漏れをなくせるのでは。


”鯵のムニエル夏野菜ソース”

 〜材料(4人分)〜
鯵・・・・・4尾
塩・胡椒・・・・・各少々
小麦粉・・・少々
オリーブオイル・・・・大さじ1杯

  <カレーソース>
長茄子・・・・・・1本
玉葱・・・・1個
トマト(完熟)・・・・・大1個
パプリカ(赤)・・・・・1個
ピーマン・・・・・1個
オリーブオイル・・・・・大さじ1杯
にんにく・・・・・1かけ
カレールー・・・・・2かけ
白ワイン・・・・・少々
クレソン・・・・・少々

 夏に失われた体力・美肌を素早く元に戻すためにも、これからの食生活は一段と配慮が必要です。良質な蛋白質、ビタミン・ミネラルを積極的に摂りましょう。
  今回ご紹介した料理は、青身魚の生臭さが気になる方でもおいしく召し上がっていただけます。お好みで辛さを調整していただくと良いと思います。このソースは他の青身魚やお肉にも利用できます。
〜作り方〜(20分)
@鯵を三枚に卸し、塩・胡椒で下味をつけます。
A小麦粉を付け、熱したフライパンに油を入れ両面こんがりと焼きます。
B茄子は輪切りに、玉葱は千切りに、トマトは湯剥きし、ざく切りにします。
C鍋を熱し油を入れ、みじん切りしたにんにく・茄子・玉葱の順に入れ炒めます。
DCにトマトを入れ、白ワインと水150ccを加えます。
Eカレールーを入れ、塩・胡椒で味を調整します。
Fサイコロに切ったピーマン、パプリカを入れ一煮立ちさせます。
GAのムニエルを皿に盛り、カレーソースをたっぷりとかけ、クレソンを添えます。

〜使用食材の効能〜
◎鯵(あじ)の効能
  鯵は鰯と共に青身魚の代表格です。話題のDHA/EPAを多く含むので、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがありますから、生活習慣病予防に効果が期待できます。
  また、DHAは頭をよくする脂肪ともいわれていあます。良質の蛋白質、カルシウム、ビタミンB6なども多く含みます。ただし、青身魚の脂は大変酸化しやすいので、とにかく新鮮なうちに食べましょう。酸化した脂は過酸素化脂質となり、逆にガンなど病気を誘発しますので注意が必要です。

栄養部


”薬剤師から患者の皆様へA”

 お薬の袋には、必ず服用時間が記載されています。
★「食前」=食事ととる20〜30分前に服用。食欲増進剤、吐き気止め、食事の影響を受けやすいお薬を服用する時に指示されます。
★「食直前」=食事ととるすぐ前に服用。食後の急激な血糖の上昇を抑える、糖尿病のお薬を服用する時に指示されます。
★「食後」=食事が終わって30分以内に服用。飲み忘れが少ないため便宜上そうしている場合もありますが、胃に負担をかけないようにする、という意味もあります。
★「食直後」=食事が終わったらすぐ服用。消化剤、食事と一緒でないと吸収されにくいお薬、胃腸障害があらわれやすいお薬を服用する時に指示されます。
★「食間」=食事が終わって2時間経ってから服用。食事の影響により吸収が減少するお薬、胃の粘膜を保護するお薬を服用する時に指示されます。
  このように、決められた服用時間を守ることは、お薬の効果と安全性の面からも大変重要なことなのです。
食習慣や勤務時間などの事情により指示通りに服用できないという方は、医師、薬剤師にご相談下さい。
【くすりについて疑問をお持ちの方は、何でもお気軽に薬剤師にご質問して下さい。】

薬剤部


”医薬分業の実施”

当院では、今年10月1日より医薬分業の実施を予定しておりますのでお知らせいたします。


”外来担当医表”

外来診療担当医表

2001/7/2付

受付時間

 

午前
8:30〜
11:30
(土曜〜11:00)

1診

院長

院長

梅森

院長

山本

院長

2診

梅森

山本

山本

竹内

梅森

担当医は
決まって
おりません

3診

山本

竹内

角家

 

4診

 

 

内科

循環器

脊椎外来
院長

午後
1:30〜
4:00

1診

竹内

担当医は決まっておりません

飯田

北川

赤井

※土曜日の院長診察は第1.・3のみ

4診

循環器

内科

 

 

 

 

脳ドック
山本

 

脳ドック
梅森

 

 

手術日

手術日

5:00〜7:00

※(月)山本部長の診察は初診患者さんを担当します。

夜間診療
梅森

 


”編集後記”

今回、夏季号では新設の患者様コーナーで、貴重なご意見を掲載できたことが最大の成果でした。
また、違ったご意見もあろうかと思いますので、何でもお寄せいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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