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■2001年1月29日発行 創刊号(第1号)■

ますます地域との密着を
新世紀の医療環境の一助に
脳神経外科で診ている症状とは?
脊椎専門外来開設のご案内
脳神経外科講座シリーズ@
2001年看護部の抱負
旬の食材を使って
窓口でのお支払い額が変わりました
ホームページ開設
編集後記

”ますます地域との密着を”

 日本社会全体のsystemが”ビッグバン”の時代に当たって、地域密着の脳外科病院が益々地域密着型になり、地域のためになくてはならない病院として存在発展するため、種々情報を発信し又情報を公開するために広報誌第一号を創刊されることを嬉しく思います。
  広報誌の発展と病院の益々の存在感ある発展をお祈りいたします。
  これを機に地域の皆さんとも病院の開放風通しが一層良くなる工夫、機会がつくられる様な企画がなされることを希望致します。
  病院の皆さん、地域の皆さんどうか宜しくお願い致します。

理事長 小市 政男


"新世紀の医療環境の一助に"

 本院は昭和55年5月に開院し、昨年満20歳を迎えました。この間、地域の諸先生には患者紹介などを通じて大変お世話になってまいりました。地域医療への貢献を胸に、救急患者の受け入れや診断・治療のコンサルテーションなどに全力を尽くしてきたつもりです。
  しかし、不十分なこと、配慮不足のこと、失礼をおかけしたことなど多々あったことを思うと誠に恐縮する次第です。
  今更云うまでもなく、良好な協力と連携なしには、いずれの医療機関も存続発展が難しい時代になってまいりました。このような医療環境の中で、医療機関が共存共栄の道を歩むためのキーワードは病・診及び病・病連携であることは明らかです。
  その一助とすべく、本院の広報誌を発刊致します。本院に関するニュース・情報のみならず、脳神経外科疾患の解説や治療の現況なども紹介していく予定です。
  私共は今後とも地域医療の担い手としての強い自覚を持ち、近隣医療機関との協力・連携を更に高めながら、地域住民に信頼され、満足していただける医療を提供していく所存です。
  この広報誌が地域と本院の双方向性のコミュニケーションツールになることを念願して止みません。

病院長 佐藤 秀次


”脳神経外科で診ている症状とは?”

 脳神経外科は、脳や脳血管の疾患のみを扱う診療科と考えられがちですが、脊椎、脊髄、さらに末梢神経の疾患も治療します。
 つまり、頭から手や足の指先に至るまで神経に関する全ての病気を取り扱うわけです。脳神経疾患の治療の遅れは、しばしば重篤な後遺症を残すことになります。
従って、早期診断、早期治療に留意しなければなりません。

こんな症状に心当たりはありませんか?
●目まいがし、吐く。
●目が閉じにくい、顔が歪んだ。
●耳鳴り、難聴がある。
●瞼が下がり、上がらない。
●ふらつきがある。
●目がとび出してきた。
●頭や顔が痛い。
●目が見えにくい、二重に見える。
●頚、背、腰が痛い。
●意識が無くなった。
●最近、急にボケてきた。
●顔、手、足などがしびれる。
●声が出にくい、しゃべりにくい。
●手、足などに力が入らない。
●むせやすい。
●顔や口がかってに動く。
●顔や手などに痙攣が起きる。
●小便、大便の失禁がある。
●体の筋肉が痩せてきた。
●歩きにくい。
●生理が止まり、乳汁がでる。
以上のような症状を認める場合は、当院医師にご相談ください。

外来診療担当医表

2001/1/4付

受付時間

 

午前
8:30〜
11:30
(土曜〜11:00)

1診

院長

院長

梅森

院長

山本

院長

2診

梅森

山本

山本

竹内

梅森

担当医は
決まって
おりません

3診

山本(謙)

竹内

角家

 

岡本

4診

 

 

内科

循環器

脊椎外来
院長

午後
1:30〜
4:00

1診

竹内

担当医は決まっておりません

飯田

北川

担当医は決まっておりません

※土曜日の院長診察は第1.・3のみ

4診

循環器

内科

 

 

 

脳ドック
山本

 

脳ドック
梅森

 

 

手術日

手術日

5:00〜7:00

 

 

 

 

 

夜間診療
梅森

 


”脊椎専門外来開設のご案内”

【脊椎専門外来の開設にあたり】
  昭和55年の開院当時、診療科としての脳神経外科は地域の人々にはまだ十分に理解されていませんでした。特にご老人には精神科との区別がつきにくいようでした。
  今でも忘れられないお年よりの患者さんからの助言(?) があります。
「脳神経外科」から「神経」の文字を取った方がいい。この文字のために精神科と間違われるのだというのです。
  あれから20年、本院が脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍、その他の頭部疾患を治療する専門病院であることは地域の人々に広く理解されたように思われます。
  しかし、残念なことに今だ「神経」の文字が意味するところは曖昧のようです。
  何故なら、私共が脊椎手術や末梢神経手術を手がけていることを意外に思う患者さん達が少なくないからです。
  本来、脳神経外科とは脳や脊髄の中枢神経と末梢神経の外科的疾患を治療する科です。ですから、脊椎疾患も当然のことながら私共の守備範囲に属します。世間を見渡すと、高齢化社会を反映するかのように、頚椎や腰椎疾患で日常生活に支障を来たし、苦しんでいる人々が少なくありません。
  私共が改良してきた手術顕微鏡を用いた低侵襲手術が少しでも人のため、世のために役立つことができればとの切なる思いから脊椎専門外来を開設した次第です。

脊椎専門外来(担当医:佐藤院長)
●毎週 金曜日 午前9:00〜・・・要予約
脳ドック(担当医:佐藤院長、梅森部長、山本部長)
●毎週 水曜日 
            両日共 午後0:30〜/午後1:30〜・・・要予約
●毎週 金曜日
予約専用TEL:076-246-5602

NEWS:最新鋭”MRI”4月更新決定!!(MAGNEX ECLIPSE 1.5T)

病院長 佐藤 秀次


”脳神経外科講座シリーズ@”

【腰椎椎間板ヘルニア顕微鏡手術】

 腰椎椎間板ヘルニアは、その部位から内側型、後外側型、外側型、超外側型に分けられます。いずれの型も難治性の場合には手術治療が適応になります。
 手術でとりわけ重要なことは、神経症状と画像所見の一致性です。神経症状から障害神経を同定し、画像検査から障害部位を正確に診断しなければなりません。
 画像所見のみに依存した手術は、症状の真の原因を見誤り、「手術を受けたにもかかわらず症状は良くならなかった」ということが起こります。
 ヘルニアの部位診断と手術法に誤りが無ければ、手術効果は必ず現れます。坐骨神経痛は術後速やかに改善するのが普通です。ヘルニア摘出には手術顕微鏡が極めて有用です。
神経根の直径はせいぜい5ミリ前後であり、肉眼で安全に扱うには困難を伴います。
 その点、手術顕微鏡は明るく拡大された術野を提供するため、細い神経根の確認とヘルニアの安全な摘出が可能になります。このことは再発椎間板ヘルニア手術で更に明白です。
まさに術野を埋め尽くす瘢痕組織の中から肉眼では見分けることの容易でない神経根の剥離とヘルニアの摘出が可能になるからです。
 腰椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡手術の安全性が確立された今日、保存的治療の無効な症例には手術治療が考慮されるべきです。 下肢の痛みを取り除き、しびれや筋肉の麻痺を後に残さないためには神経の回復力が残存している時期に手術を行うことが重要です。

顕微鏡手術

病院長 佐藤 秀次


”2001年看護部の抱負”

長野看護部長

 いよいよ新世紀の幕開け。ここに大きな節目を迎え、看護のさらなる充実そして発展に思いをはせる時、身の引き締まる様な思いです。日々、心新たに研鑽して参りたいと思います。
  病院の理念・基本方針はすべて「患者さまのため」であり、病院経営の根幹でもあると思います。また、組織的基盤の確立には病院理念の周知徹底が必要でもあると思います。
  理念を太い幹とした時次のように1から6までを2001年の抱負として揚げさせていただきました。

1.人材の育成 看護力は量より質の時代へ。
2.医療事故防止 職務に対する責任感をもつ。(人を増員したからといって解決する問題ではない。)
3.看護業務の合理化 “申し送り”“ 記録” の改善。
4.クリティカルパスの導入 医療の質の向上。チーム医療の推進。患者と病院双方にとって経済的無駄の無い効率的な医療を提供するため。
5.病院機能評価の受審 地域住民から満足され、信頼される医療を実現するため病院が自己点検を行う機会とする。
6.外来機能の充実 待ち時間の短縮。
 
  このように述べさせていただきましたが、取り組みについてはどれを取っても決して優先順位のつけられるものではないと思います。
 中期的、長期的展望をもち試行錯誤を繰り返しながら、患者様中心のサービスが展開出来るようスタッフ一同 心一つ にして努力をしていきたいと思います。

看護部長 長野


”旬の食材を使って”

〜材料〜
セリ・・・・・200g
カキ・・・・・240g
焼き豆腐・・・1丁
生姜汁・・・・少々
だし汁・・・・4カップ
酒・・・・・・大さじ2
片栗粉・・・・少々
醤油・・・・・大さじ2+2/3
みりん・・・・大さじ2
砂糖・・・・・小さじ2

 旬の食材にはその季節に必要な栄養素が豊富に含まれています。冬の食材には体を温め・風邪予防の効果があるものが多く、夏は体の熱をとる作用のある食材が出回ります。また、旬のものは私たちに季節を感じさせてくれます。視覚で楽しみ、体に優しい旬の食材を上手く食卓に取り入れてください。
〜作り方〜
@セリは3〜4cmの長さに切り、焼き豆腐は1口大に切る。大根は皮をむき、すりおろす。
Aカキは塩水で洗い、酒をふる。水気をふきとってからポリ袋に入れ、片栗粉をまぶす。
B鍋に出し汁、生姜汁、醤油、砂糖を入れて煮立て、A、セリ、焼き豆腐の順に加えて煮る。
C十分火が通ったら、大根おろしを加えて火を止め、熱々をいただく。

〜使用食材の効能〜
◎セリ
カロチンが多く、ビタミンB2、C、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富です。
カロチンとビタミンB2は目や皮膚、口の中の粘膜を正常に保つ働きがあり、目の疲れやすい人には欠かせない栄養素です。
セリ特有の香りの成分には体を温め、発汗を促す作用があります。熱を下げ、腸や肝臓によいといわれています。

◎カキ
栄養のバランスの良い食品です。スタミナ減となるグリコーゲンを豊富に含んでいます。グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられ、必要なときにエネルギーになるので、疲労回復、体力をつけたいときには最適です。
コレステロールの含有量が多いですが、血中コレステロールを下げる働きのあるタウリンも豊富に含まれていますので、動脈硬化・肝臓病予防にも効果があるといわれています。
ミネラルも豊富に含まれていますが、なかでも亜鉛を含む率が食品中NO.1です。亜鉛が欠乏すると成長障害・味覚障害・生殖器関係の異常などがあらわれます。

”窓口でのお支払い額が変わりました”

平成13年1月から、健康保険法等が変わり、患者さんが病院の窓口で支払う一部負担金がかわりました。

●入院時の食事負担
1日あたり760円→780円
※市町村民税非課税世帯には軽減措置があります。

●高齢者の方の医療費の負担
(老人保健)

◆外来
一回530円(月4回まで負担)

医療費の一部負担
(一ヶ月の負担が5000円に達した時は、その後の負担はありません)

◆入院
1日1200円

医療費の一部負担
(1ヶ月の負担が37200円に達した時は、その後の負担はありません)
※市町村民税非課税世帯には軽減措置があります。

事務部


”ホームページ開設”

 病院のホームページ開設は広報誌とほぼ同時期に企画立案されました。
 全くゼロに近い状態から始めたためなかなか思うようにいきませんでしたが、
なんとか1月12日に公開することが出来ました。まだまだ不備な点が多いので逐次内容を更新していきます。
インターネットをされる方はぜひ一度ご覧になってください。

ホームーページ


”編集後記”

 企画立案から広報誌発行までが短期間であったことと、編集という作業の経験がないことが苦労の種でした。
 ご寄稿いただいた方々、またご協力いただいた方々に感謝しています。ありがとうございました。