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■認知症@■

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 以前「痴呆症」と呼ばれていましたが、病名に抵抗を感ずる方が多いため「認知症」という呼称が使われるようになりました。しかし、この病名は病態を正確にあらわしているとは言い難く、認知障害を生ずる状態に使われます。
 認知症は記憶障害、知能障害を生じ、正常な社会生活が営めなくなった状態です。
 認知症の原因としては多くのものが知られていますが代表的なのはアルツハイマー型痴呆や脳血管型痴呆です。脳血管型痴呆は脳梗塞や脳出血の後に生じるものでいわゆる生活習慣病を予防する事により発生を防ぐ事ができる可能性があります。
 これに対しアルツハイマー型は原因が不明であり症状そのものを改善させる事は困難です。しかし、軽症のうちに発見できれば進行を遅くする薬剤は開発されていますのでこれを使用すれば有意義な社会生活を長く送る事が出来る可能性が高くなります。
 初期症状としては時間の感覚が無くなる、食事したかどうかがわからなくなるなどで、人の名前が出てこないとか物をどこに置いたか分からなくなるなどは病的なものとは言えません。アルツハイマー型痴呆が疑われた場合、SPECTによる脳血流測定を、当院で行っている3D−SSPと呼ばれる特殊な処理により、脳表の血流分布を検討する事により早期診断する事が可能です。


3D-SSPによる脳血流画像